なぜ雄弁部に入ることを決めたのか?

こんにちは!広報を担当している日比野です。春から大学生になったみなさんは、サークル選び等でお悩みのことと思います。そこで私も、同じく悩んでいた去年の自分のことを思い出しながら、なぜ雄弁部に入ることにきめたのかについてお話ししようと思います。よければお付き合いください。

そもそも私は、明治大学を第一志望にしていたわけではありませんでした。実際に一年間大学で過ごしてみても、某難関私立大学や旧帝国大学を第一志望にしていた、と言っている人を何人も見ました。そんな私にとって、入学前に抱えていた不安の一つが、「このまま何も考えずに大学生活を送っていたら、自分が第一志望にしていた大学に受かっていった人たちに学問の面で差をつけられていく一方なのでは?」というものでした。具体的に何かを考えていたというわけではなかったですが、漠然と「なにか変えないといけないな」と考えるようになっていました。

そして迎えた新歓で目を付けたのが雄弁部でした。元々運動系のサークルをいくつか掛け持ちする予定で文化系サークルには全く興味がなかった上に、そのパンチのきいた名前に身構えもしましたが、「なにか変えないといけない」と考えていた私は雄弁部の話も聞いてみることにしました。そこで私が特に魅力的に感じたのは、学問に関して意識が高い人が多く集まっているという雄弁部の環境でした。自分の不安の源である「学問の面で差をつけられる」ことを解決するには、自分の志望校と同じくらい学問に高いモチベーションを持っている人がいるところに身を置くのが手っ取り早いと思ったのです。雄弁部では、自分の好きなことについて発表したり、逆に他の人の発表を聞いたりして、様々なトピックに関して議論を深めることが出来るので、学問好きな人にはとっておきの環境であると思います。私も、自分の好きなことについて語る先輩や同級生に触発されて、何度も「勉強しないといけないな」と思わされました。このように、自分を勉強に駆り立てるような環境は本当に貴重だな、と常々感じます。

少し長くなってしまったでしょうか。新入生の方にもたくさんいるであろう、願いが叶わず明治大学に進学することになった、という方を主な対象に文章を書きましたが、要するに「学問に興味がある人には雄弁部はかなり魅力的な環境になりうるのでは?」ということが言いたいだけです。学問に限らず、大切なのは与えられた環境で理想の自己に近づけるよう最大限努力することだと思います。この記事を読んで、私と同じように夢破れた人が(そうでなくても)少しでも「明治でもいっちょ頑張ってみるか!」と思えるようになり、そしてその結果雄弁部に興味を持っていただければ幸いです。最後までお読みいただいてありがとうございました。