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演題 「人の身体の7割は…」 討論の部要約

弁士 田仲信康(政経2)

現在水に関する問題はさまざまあります、将来水にかかわる問題として水を十分に利用できない人は30億人になり、衛生施設の不備により年300万人もの人が命を失ってしまいます。食糧増産にも水の整備により大幅な増産が見込めます。

水問題の解決には二つの原因を解消せねばなりません。
ひとつは水の偏在、もうひとつは水資源の開発不足です。
しかし工業化による水資源の汚染や、地下水の過剰なくみ上げによる地盤沈下、国際河川などで起こる紛争などこれらは、技術経験不足や計画性の不在によります。
以上のことから水問題解決には、先端技術での水資源開発・管理、データに基づいた開発計画、そして舵取り、総合調整に国際的なリーダーシップの確立が不可欠となります。

以上のことから私は三点の政策を提言いたします。
一つ目は水の価格付け、二つ目は国際水資源機構の設立、三つ目は取水権取引制度の設立
以上の三点です。

水の価格付けのねらいのひとつは現在の水の価格では、吸い資源開発・管理のコストが回収できないのでコストに見合ったものにするため。二つ目のねらいは国際的に水資源の妥当な価格の基準を提供することです。また副次的メリットとして、適正価格になることによって、水の過剰な使用が抑えられ、水に関する関心が高まります。

二つ目の国際水資源開発機構の役割は以下の三つです。
一つ目が国家間での総合調整、オブザーバー 二つ目が水資源に関するデータベースの作成・共有化、開発計画の作成 三つ目はすい資源開発の技術マネジメント、以上の三点です。
水にかかわる国家間での紛争などは、水資源開発機構が解決いたします、実行力を持たせるのがデータベースの作成と一点目の政策のねらいの二つ目、価格の明確化、この二つによって当事者国間での適正負担、適正使用、適正分配を促す。

三つ目の役割にうつります。分析で技術不足が問題点にあがりました。そのため、解決には先端技術が必要となってきます。世界各国の先端技術による開発を受けるその国に最大の効果をもたらすためには計画が必要となります。先ほどのデータベーにより、理想的開発モデルが立てられます。三点目の政策 取水権取引は、水資源開発で得られた分の取水権を取引する場です。このことにより水資源の積極的な開発が見込めます。また、取水権の売買で利益が見込め、偏在の解決につながるでしょう。

以上をもってして、水の偏在・開発不足が解決され誰もが安心して水を飲める明るい未来がくるでしょう。


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